相続争い

2019年11月25日

相続争いというと、資産家の家族で起こるものというイメージを持っている方も少なくないと思いますが、実際には500万円とか1千万円という相続税が発生しないような少額の争いが3割を超えていると言います。わずかなお金でも分け合うことが難しいのは、家族の在り方が昔とは大きく様変わりしたからだとも言われています。子どもは親から離れてそれぞれ暮らし、兄弟間のつながりも薄くなっていますし、兄弟間の経済格差が広がり、僅かなお金でも何とか手に入れたいという思いが強い場合も少なくありません。直接関係のない配偶者が横から口をはさんでくるケースも目立ってきているようです。しかし、このような僅かなお金で相続争いが発生してしまうというのは辛いことです。多くの財産がないとしてもきちんと相続対策を講じておくことは、親としての最期の責任かもしれません。特に、不動産をどのように相続させるかという問題は、トラブルが発生しやすいので注意が必要です。遺言書をきちんと作成したり、生前贈与するなどトラブルが起きないような相続対策をまだ元気なうちに行っていくことが大切です。