不動産の相続対策は?不動産の数に限らず相続争いの可能性大!!

2019年11月25日

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「現金よりも不動産で相続する方が、相続税の節税につながる」
と、不動産での相続を考えている方も多いと思います。
しかし、不動産は平等に分けることが難しいので、トラブルに発展しやすいです。
ここでは、不動産を相続する場合のトラブル事例と対策について紹介します。

財産が自宅とわずかな現金の場合の相続トラブル

相続財産の中でも自宅は、評価価格が高くなる財産の1つです。
親と同居して介護をしている場合は、自宅の相続を主張することが多いと思います。
その際、現金は他の相続人に譲るとすると、相続税の支払いは自分の預金から支払うことになります。
相続税は相続することがわかってから10カ月以内に現金一括払いで納税しなければなりません。
こういった事案では「相続税が支払えない!!」といったトラブルが起きることも珍しくないので、生前から相続対策をしておく必要があります。

不動産が複数ある場合の相続トラブル

相続する不動産が、

・自宅
・駐車場
・賃貸アパート

など複数ある場合は、誰が何を相続するのかトラブルになりやすいです。
評価価格の差額を支払ったり、共同で相続(共有持分)したりすることで解決すると考えがちですが、思うほど簡単ではありません。

差額の支払いでは、現金が手元にあればすぐに解決しますが、そうでない場合は
「いつになったら全額支払ってくれるのか」
と相続人同士の関係が悪化することもあるでしょう。

共有持分にすると相続人が亡くなった場合、次世代に相続されますので所有者が増え続けることになります。
その土地を売りたい、貸したいといった時、相続人全員を集めて決めるため、その作業が煩雑になりやすいです。
不動産の相続がある場合、共有持分とすることだけはなるべく避けることをオススメします。

不動産を相続する場合の相続対策

まずは「誰に何を相続させたいか」をしっかりと考えておきましょう。
相続配分の意思が決まったら、あらかじめ相続人に意図を説明しておくとトラブルが起こりにくくなります。
記載漏れがないよう遺言書を作成し、なるべく専門家に相談することをオススメします。

Posted by souzoku02