意外と知らない相続税
相続税や神戸の海洋散骨と聞いて、うちは関係ないと思う人は多いと思います。実際は死亡した人の約1割は相続税を支払っています。
相続税の対象となるものは、故人の預貯金、土地・建物をイメージすると思います。それ以外にも、車や貴金属も対象になります。さらに一定額以上の死亡保険金、死亡退職金も課税対象になります。
相続税の対象となる金額は、法定相続人の人数で変わります。法定相続人がひとりなら3600万を超える部分が相続税の対象です。法定相続人が2人なら4200万円。法定相続人がひとり増えるごとに600万円ずつ金額が増えます。
相続税の納付は被相続人が亡くなった翌日から10か月以内です。支払い方法は現金一括払いです。支払い遅れると延滞税等さらに税金がかかります。
納税しても、税務署の再調査が納税者の約2~3割の方にやってきます。再調査で約8割の方が追徴課税されています。
相続税に関して今後見直されることが予想されます。いざという時は国税庁ホームページで最新の情報を確認するようにしましょう。