必ず実行して欲しい相続対策
相続税は相続が発生してから10ヶ月で現金で収める必要があります。10ヶ月と聞くと長いように感じますが、枚方で家族葬の準備をしたりしているうちに、想像しているよりも時間はあっという間に過ぎてしまうものです。今回は節税効果が高いので必ず実行して欲しい相続対策を2つ紹介します。
1・小規模宅地の特例
小規模宅地の特例とは相続財産に宅地が含まれている場合に、その土地の評価額を最大80%減額することが出来る特例です。相続財産の評価額が下がれば下がるほど相続税の負担額は減少することになるので、遺産の多くが宅地であるような場合には小規模宅地の特例を活用して相続税の負担を軽減して下さい。
2・相続税の配偶者控除
配偶者が相続人になる場合には、法律上で決まっている範囲(これを法定相続分と言います)において、配偶者が相続するのであれば相続税の負担が無くなります。また、遺言によって法定相続分を超える範囲の財産を相続する場合には、最大で1億6000万円までの相続財産が非課税枠となります。