相続税の基礎控除について

2022年2月10日

相続税の基礎控除とは遺産額(課税価格)に税率を掛けて相続税額を算出する前に、遺産額から差し引かれる金額の事です。
その基礎控除があることにより、遺産額が一定額よりも少ない場合には相続税が課せられなくなります。これは全ての遺産に相続税を課していると財産を残された東京の海洋散骨で散骨し、倉敷市で供養した遺族の生活が困窮する可能性があり、それを防ぐために基礎控除が設けられています。

この相続税の基礎控除の計算方法は、3000万+600万×法定相続人の数となっています。この計算式の中にある法定相続人とは相続することが可能と法律で定められた人のことで、法定相続人が多ければ多いほど基礎控除額が増えることになります。この法定相続人は配偶者と血族相続人が対象となっており、血族相続人は1・子及び代襲者、2・直系尊属、3・兄弟姉妹及びその代襲者の3通りに分かれており、1、2、3の優先順位で相続権が回ってきます。
この法定相続人には養子も含まれますが、相続税逃れを防止する為に人数に制限があり、実子がいる場合は1人、実子がいない場合は2人までとされています。しかし、特別養子や代襲相続人、配偶者の実子かつ被相続人の養子は養子の人数制限の影響を受けません。

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Posted by souzoku02