発生した後でも間に合う相続税対策

相続税対策と聞くと生前から入念な準備が必要で、相続が発生した後では遅いというイメージを持っていないでしょうか。しかし、相続が発生した後でも間に合う相続税対策はあるので紹介したいと思います。

・葬儀に関する費用は領収書がなくても控除されます
相続税から控除されるものとして葬儀に関する費用があります。その為、葬儀にかかった費用の領収書は全て保管しておいた方が良いです。しかし、葬儀の費用の中には車代やお布施など領収書を貰うことが難しいものもあり、全てを揃えるのは不可能です。それでもかかった費用をメモに残すなどしておくと控除の対象となります。

・2次相続をシュミレーションしてトータルの相続税を抑える
2次相続について説明すると、例えば両親のうち父親が先に亡くなることを1次相続、その後、母親が亡くなること2次相続と言います。この2つの相続税をトータルで考えて相続を行うことが節税に繋がるのです。これは1次相続の際に夫婦間の相続で相続税が安くなる配偶者控除を利用し過ぎて多くの財産を母親に残していると、母親が亡くなった際の2次相続の相続税が高額になるケースがあるのです。その為、2つの相続をトータルで考えて1次相続での遺産分割を行うことが重要となります。

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Posted by souzoku02